カリフォルニアの南のほうから 〜オンタリオ湖畔から・第四章

オレンジカウンティに住む家族のブログ。トロント、日本、カリフォルニア(フォスターシティ)、日本、そしてフォスターシティに出戻ってからの、アーバイン。流離うサラリーマン一家。

アルゴンキン2009 その2 嫁よ…

先週の アルゴンキン2009 その1 (記事)の続きを忘れないうちに書いておきます。

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さて、リゾートホテルを出発し地図を片手に一路アルゴンキン州立公園を目指す。目的は、もちろん釣り。そもそもアウトドアは旦那は釣り屋外酒宴以外まったく興味がなく、カナダでは屋外酒宴は法律的に不可能なため釣りしか考えられない。そして嫁はアウトドアには全く興味なしという家庭なので、アルゴンキンにまで来てもまるで大自然と触れ合う気はなく、釣り以外の目的では数十メートルたりとも歩きたくない!という一家なのです。

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そもそも全くアウトドアに興味のなかった嫁なのだが、普段仕事でほとんど家にいないのに休日までも家族をほっぽりだして一人釣りに出かけるのはあまりにも後ろめたいので、無理やり嫁子供を車に放り込んでBassProShopsへ行き、いかにシマノとダイワが素晴らしい釣り具メーカーか熱弁し勝手に嫁用釣り具を購入。
これでもうやらない訳には行かないね!と嫁を川辺に連れて行きホレやってみろとやらせてみると、無欲の勝利か、センスがあるのか、運が良いのか、日ごろの行いが良いのか、旦那がヘボなのか知らないが、我が家初の35cmオーバーの立派なスモールマウスバスをいきなり釣り上げやがるという…。
いつの間にやら、カナディアン・タイヤで買ってきたプロパンガスボンベでマルちゃんの焼きそばを炒め出したりと、なんだか凄い成長曲線でアウトドア経験値を上げて行き、週末の田舎巡り半月にしてかなり地図が読めるようになり、的確に水辺につながる獣道まで見分ける技能を身につけ、非常に頼れる相棒に成長。
うーん、お父さん、嬉しいのだけど、なんだかちょっと微妙…

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そんな嫁の的確なナビゲーションでアルゴンキン州立公園の進入可能な水辺を片っ端から撃ちスモールマウスをゲットしていく。ようやく釣り方も分かってきてサイズも30オーバーが揃うようになってきた。とはいえやはり丘から攻められる場所は相当限られていて、はるばる森の中の未舗装道路をドキドキしながら進入した挙句水辺は全てキャンプ場になっており部外者は立ち入れないなどの悲しい結末も多い。

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この夏、まるで情報もないところから地図だけを頼りに釣りを再開して分かったことは、やはり釣りは費やした時間とお金と努力だということか。やはり何事も一にも二にも経験値と費やした情熱がモノをいう。
シーバスにハマって毎晩毎晩防寒具を着込んで京浜工業地帯を数時間歩き回って、だんだんコンスタントに釣果を残せるようになっていき、最初は毎晩ボウズで「いったいどうやれば釣れるんだ?」という状態だったのが、最後の頃は天候などのコンディションが悪くてもなんとか一匹は釣り上げられるようなったもんな。

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日本ではブラックバスはやらなかったので、カナダにきて初めてスモールマウスと出会ったのだけれども、30cmも超えるとそれはそれは引くし、水流のある川や湖同士をつなぐチャネルでかけると相当面白い。

そしてクライマックスが…

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ど、どーん。
我が家初の40cmオーバー…そして2kgオーバー。それが嫁の竿に…。
水面を割ってガボガボと出たの見てマジかよ!デカっ!大丈夫か?と思ったが、嫁のリールには万が一を考えて太目のフロロを巻いておいたので、とにかく突っ込まれたら終わりだからラインテンションかけて竿の角度をキープしたまま、サーフで大物かけたときみたいに後ろ足でバックさせ浅瀬に誘導して無事リーダー掴んでランディング。46cm。2kgちょい。うわぁすごいのいるんだな。カナダ。

しかし…超悔しい。超超悔しい。

そして記念撮影。悔しさを噛み殺して「はい、下顎持ってこっち向いてぇ」とカメラを構える旦那に嫁の一言。「……これ、触らなくちゃダメ?」ってオイ!「ダメに決まってんだろがぁ!

そうなのだ、アウトドア経験値はかなり上がったし、それなりの数の魚もキャッチしていたのだが、彼女は未だに生きた魚が気持ち悪くて触れなかったのだ…なにゆえ魚も触れない小娘にこんな立派なモノノケ級のバスが釣られてしまうのだぁ!人生は不公平だぁ!震える手でカメラを構え、「いいから持てぇ!」と無理やりもたせるも、うげぇ気持ち悪い…口からエラの向こうが見えてるよぉ…と腰も引けてるし、顔も引きつっている。

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アルゴンキン釣りの旅が楽しかったのはココまで…憧れのサイズを一足先に釣られてしまって完全にスネてしまった旦那は帰りの車で嫁と冷戦状態。だって…悔しかったんだもの。仕方ない。

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まぁ仕方ない。

2 コメント

TTT  

冷戦は大人げないですね。
でもわかります少し。

2010/03/10 (Wed) 11:58 | 返信 |   

ワキ  

TTTさん

大人気ないと言われても、相田 みつを風に言うと
「だって仕方ないじゃない。悔しかったんだもの。」
みたいな感じだったの…

2010/03/10 (Wed) 13:29 | 編集 | 返信 |   

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