カリフォルニアの南のほうから 〜 オンタリオ湖畔から・第四章

オレンジカウンティに住む家族のブログ。トロント、日本、カリフォルニア(フォスターシティ)、日本、そしてフォスターシティに出戻ってからの、アーバイン。流離うサラリーマン一家、10年の記録。

三連休ドライブ その2 Pea soup アンデルセン

さて、Firestoneのリテールショップでトイレに行き、Tシャツを補充したワキ家(記事)、パソロブレスの街をあとにしてさらに南下していきます。

途中、海の見える Pismo Beach を通過し、「わー!海だ!ビーチだ!」なんてワイワイ言いながらやってきたのは、この日のお昼の目的地、Buellton という街にある Pea Soup Andersens
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ちょっと前のブログの記事「気になるあのレストラン」(記事)で書いた、レストランです。

ここはこの日の最終目的地である、デンマーク移民の街という Solvang 近くの街なので、こういう北欧チックな建物やお店が多い地域。

さっそく中に突撃!お土産屋さんのようなリテールショップの奥にあるのが、目的のレストラン。レストラン自体は、ファミレスのようなカジュアルな感じです。
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もともとは、アントン・アンデルセンさんと奥さんのジュリエットさんという人が1924年に創業したこのレストラン。ホテルも併設し、ただのレストランから、地元のランドマークに。その後、息子のロバートさんも事業に参加。第二次大戦中は、ホテルは軍の宿舎として提供され、レストランも軍関係者向けに給仕していたそうです。戦後、レストランのマスコットの「Hap-pea」と「Pea-wee」というマンガのキャラクターの権利も獲得し、1947年には息子さんのニックネームの Pea soup Andersen がお店の名前に。順調にビジネスを拡大していったようですが、その後エヴァンス氏という人に事業を売却。1980年にエヴァンス氏が亡くなると、各店舗のオーナーがいろいろ入れ替わる時代があったようですが、最終的に今のオーナーさんに落ちついたようです。今のオーナーさんは、子供の頃から祖父母に連れられてこのレストランに来ていたという人物で、このレストランの伝統を絶やさないようにと奮闘中とのこと。歴史がありますなぁ。

ではさっそく注文しましょう!
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子どもたちはキッズメニューのホットドッグ。お父さんたちは、ハーフサンドイッチにカップのピースープのセット。

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お待ちかねのピースープがやってきました。スープはどろっと濃厚で、どんだけ贅沢に豆をすり潰しんたんだろう?という、なかなかの一品です。ボウルで頼まないで、カップで十分かな。豆が苦手だときついかもしれませんが、美味しかったです。

いただきます!
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お腹いっぱいに食べて、コーヒーを飲んでいたら、「スープのリフィルいる?」って…。まさかのリフィル(おかわり)。さすがにお腹いっぱいだったし、目的地のソルバングでビールやワインティスティングなんかしようかと思っていたので、お断りしましたが、リフィルフリーなのかな、あの感じはフリーな気がします。

帰りにお土産屋さんで、マグネットを購入。ワキ家は一家ででかけたら、お土産にマグネットを買う習慣があるのです。
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ピースープの材料の、ひき割り豆なんかも売ってます。スープの缶詰とかも。

で…、ここで衝撃の事実が判明!
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「アンティークショップで買っちゃった♪」って言ってたポストカード、普通に50セントで売ってるし(笑)。まじか〜。

こんな感じの、観光地の歴史あるファミリーレストランでした。ごちそうさまでした。

Pea Soup Andersen's (web)
376 Avenue of the Flags,
Buellton, CA

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