カリフォルニアの南のほうから 〜 オンタリオ湖畔から・第四章

オレンジカウンティに住む家族のブログ。トロント、日本、カリフォルニア(フォスターシティ)、日本、そしてフォスターシティに出戻ってからの、アーバイン。流離うサラリーマン一家、10年の記録。

3人の首になった野郎ども!! Steam Whistle Pilsner (Steam Whistle Brewing)

トロントに住んでいたら一度は行くであろうスチーム・ホイッスル醸造所!!2000年から操業ってことなので比較的新しいのか。
ロジャースセンターの向かいの昔の機関車のターンテーブル車庫にある。機関車のターンテーブルには機関車やディーゼル汽車が展示されているので息子も大喜び。

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この機関車のターンテーブルと車庫はthe John Street Roundhouseという建物で、Canadian Pacific Railwayの機関車修理工場だったとのこと。入場無料で入るときにビール2杯(プラスチックコップ2杯だけど)無料券くれるので、RogersCentreで野球があった後とかにはただ酒目当ての人ですごく混む(笑)。

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ド派手な緑のパッケージのピルスナービールが売り!味はまぁ普通に美味しいラガービール。飲み口さわやかスイート系かな。

以下Wikiから。

なになに。4つの天然成分しか使用されていないそうだ。

カレドン川の湧き水!
ドイツ製ホップ!
二条オオムギ!
そしてイースト!

Steam Whistle Pilsner は 2004年度Golden Tap Awardsでトロントベストビールに選ばれた!
NOW MagazineやEye Weeklyといった機関紙の読者からトロントベストマイクロブリュワリーに選ばれている!

3人の創設者はSleeman'sに買収される前のUpper Canada Brewing Company出身で、彼らはSleeman'sがUpper Canada Brewing Companyを買収したときに解雇されたのでもともとこの醸造所の名前は『3人の首になった野郎の醸造所(Three Fired Guys Brewing Company)』になる予定だったそうだ。洒落が効いてるな。

ま、考え直して『Steam Whistle Brewing』っていう名前は、工場での一日の労働終業時間に構内に響きわたる汽笛のイメージを喚起する感じがいいってことで今の名前になったそうだ。
でもやっぱり悪ふざけは止められないみたいで、ボトルの下のほうにエンボス加工で"3FG"(3人の首になった野郎/Three Fired Guys)ってある。
たしかめたら確かにあった。

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ちょっと面白そうなので、この悪ふざけ3人衆を調べてみたらやっぱ面白かった。
まずUpper Canada Brewing Companyというブリュワリーの創設者はFrank Heapsという人で、1984年にトロントに醸造所を創設した。そして1998年に Sleeman に買収されてしまい、その後まもなくトロント醸造所は閉鎖され、Upper Canada Brewing はゲルフにあるSleemanの醸造所内に移った。そしてこのSteam Whistleの件の3人ってのは実はFrank Heapsの息子のCameron Heapsとその仲間Greg CromwellとGreg N Taylorという人とのこと。さらに今のラウンドハウス内の醸造所だけど、Upper Canada Brewing Companyトロント醸造所は同じ敷地内にあったんだって。
へぇ…。

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