カリフォルニアの南のほうから 〜オンタリオ湖畔から・第四章

オレンジカウンティに住む家族のブログ。トロント、日本、カリフォルニア(フォスターシティ)、日本、そしてフォスターシティに出戻ってからの、アーバイン。流離うサラリーマン一家。

秋休みボストン旅・その11 ボストン茶会事件!

さてボストン3日目。朝から活動開始!
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ホテルを出たら、地下鉄Tにのってサウスステーションまでやってきました。

ここら歩いて向かった先は、こちらの博物館。
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Boston Tea Party Ships & Museum その名も、ボストン茶会事件船と博物館です。ボストン茶会事件といえば、ボストンで起きた歴史的なイベントですね。アメリカ独立戦争のきっけかとなった事件として、教科書にも大きく載っているし、試験にも出るヤツです。

こちら、すべて人数制限ありのツアー形式となっており、まずチケットを買ったら博物館内の一室に通されます。そこでツアーが開始するのを待つのですが、当時のボストン市民に仮想したツアーガイドさんから、こういうカードと羽を一人づつ渡されます。
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こちらのカードには、自分に割り当てられた人物・役柄が書いてあり、中にはツアー中にその人物役になってセリフを言わないといけないスペシャルカードもあったり。こちら、自分達の役がそんな大役だったらどうしましょう…とドキドキしましたが、そこはちゃんとツアーガイドの人も人をみて渡しているので大丈夫。ネイティブ中学生くらいのお子様たちが、その役をもらっていました。

集合した部屋からツアーは開始します。ツアーガイドさんが「イギリス王がこんなに税金を課してきやがった」「徹底抗戦じゃ〰」みたいな乗りで対英抗争を煽り、みんなで「Huzzah (万歳)」と叫んだり。
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そしてツアーは、茶会事件の現場となった船のアトラクションへ向かいます。こちらは当時の商船を模した船。

こちらの積荷が、東インド会社からやってきた積荷。
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りんごのような印にVEICとありますが、こちらは当時の East India Company (東インド会社) のトレードマークのようです。東インド会社も試験にでるやつですね。

さて、ここからがいいところ。
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船べりは、東インド会社のコンテナが。この中に茶が入っているという設定です。

ボストン茶会事件のサマリーは、
 ・当時から嗜好品として庶民に嗜まれたいたお茶対して、イギリス議会が税金引き上げを行った。
 ・それに反発した植民地は、イギリスからのお茶の輸入に対してボイコットを敢行
 ・当時はオランダなどからの密輸のお茶が大半をしめていた
 ・イギリス議会はこれに対抗し、東インド会社を通じて安価なお茶をアメリカ植民地に対して輸出しようとした
 ・こうなるとイギリスによる市場支配が進み、イギリスに不当に税金を搾取されるという事態がおきる!
ということで、急進派が「お茶が本土に上陸する前にボストンの海に投げ込んでしまえ!」ってことで起こした事件とのこと。

実際このツアーを最後までまわると、それまでに色々と複雑なコンテキストがあって、事はそんなに簡単なことでは無いとなんとなく分かるのですが、基本的には、イギリスの市場支配、重課税などに対する急進派のテロですね。
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ということで、うりゃぁ!と一発お茶を投げ込んできました(笑)

この投げ込むところがツアーのハイライトではあるのですが、この後もツアーは続きます。ちょっと写真を撮っていないので文字だけで簡単な説明になりますが、このあとボストン、ボストン近郊を舞台にアメリカ独立戦争が始まるわけですが、その歴史を、様々なハイテクビジュアルで説明してくれます。正直言うと、コスプレしたツアーガイドと一緒に「Hands up!」とか「Huzzah」とかやっていくアナログな博物館ツアーだと思っていたら、あまりにも気の利いたハイテクな仕掛けが出てくるので驚きました。いやぁ、さすがマサチューセッツ。

ツアーが終わると、博物館内のカフェで一服できます(別料金)。こちらではお茶のテイスティングができるということで、一服することに。
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数種類のお茶がならんでおります。緑茶もあって、ジョージ・ワシントンが好んだ、みたいなお茶は緑茶だったりして、当時のアメリカでは紅茶がメインなのかなと勝手に想像していたので、少し驚きました。全部試しましたが、お茶もこうして並べてみると違いがすごい。なかには若い赤ワインみたいに「なんだこれ、渋っ!!」みたいなヤツとか、香りがなんだか漢方薬みたいなやつとか。結局は「この味は…、この香りは…これはリプトンだね!」みたいなのが、我が家には一番ウケました(苦笑)。味の分からないワキ家一家です。

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ツアーは英語で(最初の待合室で「どこから来たの?」と聞かれるので、「日本」と言えば日本語のパンフレットももらえるみたいです)、しかも芝居がかった早口英語でまくしたてるシーンも多く、「何言ってんの??」と全部を理解するのは難易度が高かったですが、面白かったです。我が家的には大満足。コチラもオススメです。

Boston Tea Party Ships & Museum
306 Congress St,
Boston, MA 02210

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